2008 年 7 月 8 日
兵庫県尼崎市潮江のJR尼崎駅で5日夜、「バクダン入り」と書かれたケーキの箱が発見されて乗客らが避難する騒ぎがあり、大阪府四條畷市の男性会社員(46)が「結婚式の2次会でもらったケーキの箱を置き忘れた」と名乗り出ていたことが8日、分かった。
尼崎東署の調べでは、男性は5日、神戸市内で行われた知人の結婚式の2次会に出席。帰宅途中に同駅で電車を乗り換える際、5、6番ホーム東端に、「バクダン入りケーキです ゆっくり味わって下さい」などと書かれたケーキの箱(約25センチ四方)を置き忘れた。ケーキは2次会の景品で、文章は新郎新婦が遊びで書いたという。
同署が威力業務妨害容疑で捜査していたが、報道などで騒ぎを知った男性が6日夕、大阪府警に連絡した。
この騒ぎで、同駅ホームの乗客約400人が避難。福知山線など上下線26本が最大21分遅れ、約9700人に影響した。
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2008 年 7 月 8 日
[北海道洞爺湖 8日 ロイター] 主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)は8日、主要8カ国(G8)首脳会合を開き、メーンテーマの地球温暖化問題のほか、世界経済や食料問題を含めたアフリカと開発の問題、政治情勢について議論を行う。
地球温暖化問題では、昨年のハイリゲンダム・サミットで2050年までの温室効果ガスの半減について「真剣に検討する」との合意をどこまで進展させられるかがポイント。世界的なインフレ懸念の背景となっている原油価格の高騰問題ではG8としての協調行動や、投機資金の監視など市場の透明性向上などが議論される。
午前に討議される世界経済では、マクロ経済運営と世界的なインフレ懸念への対応、原油価格高騰問題、貿易・投資などについて議論が行われる。原油など一次産品価格の高騰を背景に世界的なインフレ懸念が強まる中で、6月に行われたG8財務相会合の議論を踏まえ、G8の協調行動や投機資金に対する監視強化の是非を含めた市場の透明性向上などについても話し合われる見通し。産油国に対する生産能力の向上を求める一方、消費国にはエネルギー使用の効率化などが必要との認識で一致する見込みだ。
メーンテーマの地球温暖化問題は午後のセッションで討議される。焦点は2050年までに世界全体の温室効果ガスの排出量を少なくとも半減させることなどを「真剣に検討する」としたハイリゲンダム・サミットの合意をどこまで進展させることができるか。日欧と米国の主張には隔たりが大きく、首脳間の話し合いで歩み寄れるかは依然として不透明だ。
議長を務める日本は、セクター別アプローの有効性などを説明し、G8各国の理解と支持を得たい考え。
アフリカ・開発では貧困国を中心に深刻化する食料価格の高騰問題について、7日のアフリカ7カ国首脳とのアウトリーチ(拡大)会合を踏まえて議論を行う。アフリカ諸国からは食料に関する緊急支援や農業生産性の向上などについて支援を求められており、G8として支援の重要性と強化を確認する見通しだ。このほか、食料市場安定化の観点から輸出規制の撤廃やバイオ燃料などに関しても議論され、特別声明も出される予定。
政治では、北朝鮮やイラン、アフガニスタンのほか中東和平や政治的な混乱が続いているジンバブエの情勢などについて議論が行われる。ジンバブエ問題については、7日の拡大会合においてG8側から強い懸念が表明されており、独立した文書が発出される可能性もある。
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2008 年 7 月 8 日
8日午前開かれた北海道洞爺湖サミット(主要国首脳会議)の主要8カ国(G8)首脳による討議で、経済的な台頭が著しい中国やインドを念頭に「もろもろの課題の解決にはG8以外の国の協力が必要だ。21世紀に適応したサミットが必要だ」として、サミットへの参加国拡大を求める意見が出された。
気候変動や世界経済など地球規模の問題に対応するためのサミット拡大論は、フランスのサルコジ大統領の持論。中印両国とブラジル、メキシコ、南アフリカの参加を求める「G13」構想を提唱しており、この日の発言も同大統領とみられる。
ただ、日本や米国はサミットの拡大には否定的だ。日本側の説明によると、発言に対して3人の首脳から「多数の国が参加すると、突っ込んだ議論をするのは困難だ」「(現行の)拡大会合で対応すべきだ」との慎重論が出た。
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2008 年 7 月 8 日
福田康夫首相が7日開幕した北海道洞爺湖サミット後に、内閣改造を断行するとの見方が強くなってきた。内閣支持率が20%前後で低迷するなか、政権浮揚の起爆剤にしたい思惑がある。安倍晋三前内閣をほぼ居抜きで引き継いだ首相にとって、「自前の内閣」を初めて構えることになるが、決断は簡単ではない。政権崩壊を招きかねない“3つの爆弾”が潜んでいるからだ。
■サミット後か
「白紙というのは白紙なんです」。福田首相は4日夕、記者団から内閣改造について聞かれ、不機嫌そうに答えた。だが、与党内には早期改造への期待感が高まっている。
自民党の加藤紘一元幹事長が4日、「福田首相の政治哲学を出すとすれば内閣改造だ」と述べれば、森喜朗元首相も講演で「福田首相はここまで耐え難きを耐え忍んできたのだから、理想的な閣僚を選ぶ方がいい」と進言した。
憲政史上初となる首相問責決議を可決され、屈辱の「半総理」という烙印を押された首相にとって局面打開は悲願だが、内閣改造は“政権崩壊爆弾”を抱える。
第1の爆弾は、「財政規律派」と「上げ潮派」のバランスだ。
自民党内では現在、与謝野馨前官房長官を中心とする財政規律派と、中川秀直元幹事長を中心とする上げ潮派が経済政策をめぐってバトルを展開している。
財政規律派は、消費税を10%に増税して「社会保障税」とすることで、財政再建の目標達成が視野に入ると主張。一方の上げ潮派は、経済成長率を上げることで税収を増やす経済成長重視路線を唱え、消費税増税は後回しだと対抗する。
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2008 年 7 月 8 日
北海道洞爺湖サミットが開催中のザ・ウィンザーホテル洞爺で7日夜、世界各国を代表した十代の若者が、環境への配慮や医薬品の低価格普及などを提言する宣言文を首脳に手渡した。
提言をまとめたのは、2日から千歳市で開催中の「ジュニア8(J8)サミット」で気候変動や貧困などの問題を話し合ってきた15カ国39人のメンバー。9人が代表して首脳と対面し、日本代表の渋谷教育学園渋谷高(東京)2年の栗脇志郎君(17)が「若い世代の提言を実現に移してくれることを期待しています」とスピーチした。
提言は(1)環境に配慮した製品にラベルをつける(2)途上国への援助金が効果的に使われているか確認する(3)医薬品特許を買い取り低価格で普及させる-などを求める内容。
首脳との会合に先立って開かれた会見では、日本ユニセフ協会大使アグネス・チャンさんが「子どもたちがよりよい未来をつくれるよう、支えていくのが大人の役目」と訴えた。
■短冊に首脳ら願い
サミットに出席する各国首脳のために七夕を楽しむ歓迎行事も開かれた。光る「天の川」を挟む竹林に、G8各国首脳が願いを書き込んだ短冊を飾った。
ロビーに飾られた日本庭園風のオブジェの中心には発光ダイオード(LED)の光が流れるように演出された天の川を配置。首脳夫妻の短冊17枚とともに、各国の青少年がG8の議題となる国際問題について話し合う「J8(ジュニア8)サミット」代表の39枚も竹の枝に飾られた。
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2008 年 7 月 8 日
北海道洞爺湖サミットでは、初参加のメドベージェフ・ロシア大統領(42)が注目を集めている。ロシアと欧米の関係はプーチン前大統領の下で冷戦終結後、最も冷え込んだといわれたが、リベラル色がにじむメドベージェフ氏はプーチン氏のような威嚇的な発言をしておらず、実際に外交路線が穏健化するかどうかに関心が高まっている。
「問題を非常によく理解する、頭のいい人だと分かった」。ブッシュ米大統領は7日会談したメドベージェフ大統領をこう評価した。
メドベージェフ氏はサミットが迫った6月下旬から欧米などのメディアと相次いで会見したが、このうち1時間半にわたってインタビューしたロイター通信は「会見中、プーチン氏のトレードマークになった西側諸国への容赦ない攻撃が一度もなかった」と伝えた。
日本メディアとの会見でも、ロシアが反発する東欧での米ミサイル防衛(MD)施設建設計画や北大西洋条約機構(NATO)拡大について「新たな問題を引き起こす」と批判しながら、「全欧州首脳会議」の開催や欧州安全保障条約の締結を提案。「核ミサイルの照準を合わせる」などと、こわもてに対抗措置を警告してきたプーチン氏とは対照的だ。(共同)
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2008 年 7 月 8 日
世界の首脳による華々しい会議の幕開けは、視界不良の霧に包まれた。北海道洞爺湖サミットが7日、洞爺湖町のザ・ウィンザーホテル洞爺で開幕。午前中に到着したゴードン・ブラウン英首相(57)らは、霧のため会場までの移動手段をヘリコプターから乗用車に変えた。7日は主要8カ国(G8)首脳と南アフリカ、ナイジェリアなどアフリカ7カ国首脳の拡大会合が行われたが、アフリカで深刻化する貧困やエイズ、内戦などの処方箋(せん)はなかなか見通せない。
■食料問題、貧困…見通せず
7日の拡大会合では、世界的な食料価格高騰や地球温暖化の悪影響の軽減などが中心テーマとなった。議長の福田康夫首相(71)は、日本がアフリカのコメ生産倍増のため技術協力するなど食料・農業分野で総額11億ドル(約1210億円)を支援すると説明、小麦なども含む主食作物の生産倍増に向け連携を呼び掛けた。
これに対しアフリカ首脳からは「アフリカでは農業生産が食料需要を満たしていない」「生産性向上に支援を」などと先進各国の積極的な対応を求める切実な声が相次いだ。
食料高騰は貧困にあえぐアフリカの庶民を直撃、デモや暴動が相次いでいる。7日には、100万ドル(約1億1000万円)以上の資産を持つ世界の富裕層人口は1010万人になることが米大手証券メリルリンチなどの調査で分かったが、アフリカには、G8や中東、中国、インドなどに集中する富とは無縁の最貧国も多い。
ただ、総人口が10億人近くにのぼり、53の独立国がひしめくアフリカは多彩な顔を持つ。
食料生産余力が十分で輸出大国への道も視野に入ると、価格高騰を歓迎するウガンダのような国もあり、一日の議論で食糧問題を語り尽くせる状況にはない。
■ムガベ体制に懸念表明
懸案はほかにもある。G8各国は拡大会合で、野党弾圧で国際的に批判されるジンバブエのロバート・ムガベ大統領(84)の体制への懸念を表明。G8首脳が一致して懸念を示したのは初めてで、野党候補が撤退した6月の大統領選決選投票で5選を決めたムガベ氏への国際的な圧力が一段と強まった。
G8側からは「ムガベ大統領の正統性を認められない」との批判や「ジンバブエに対する制裁を強化すべきだ」との意見も出た。アフリカ側からは「圧力をかけて政治体制を変えようとすれば、国内の対立を引き起こしかねない」と慎重な対応を求める声も出たが、G8側の懸念には理解が示されたという。
一方、拡大会合では、貧困削減などをめぐる2015年までの数値目標を示した国連の「ミレニアム開発目標」の達成状況も点検。アフリカ側からは主要国が公約してきた支援が確実に実施されているか、検証するよう求める声も出た。国際援助団体からは「G8はアフリカに約束した援助の14%しか実行していない」との指摘も出ており、この流れを変えるよう福田首相の指導力に期待する声も高まっている。
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2008 年 7 月 8 日
英政府は7日、英国の家庭は買った食品の3分の1を捨てているとの報告書を発表した。主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)出席中のブラウン英首相は「食料価格を下げたいなら、食料の廃棄量を減らすなどし、無駄をなくすことに一層取り組まなくてはならない」と訴えた。
報告書によると、英国で購入後廃棄される食料は年計670万トン。このうち410万トン、一世帯当たり年420ポンド(約8万8800円)分は皮や骨などではない食べられる部分だった。これらの廃棄をやめると、英国の全車両が排出する温室効果ガスの5分の1を削減できるという。
報告書作成に協力した廃棄物問題に取り組む英非営利企業WRAPは、最も多く捨てられたのがジャガイモ(年35万9000トン)で、次いでパン(年32万8000トン)、リンゴ(年19万トン)が多いとしている。(共同)
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2008 年 7 月 2 日
【ニース(フランス)1日AFP=時事】当地の産婦人科医院は1日、ハリウッドの有名女優アンジェリーナ・ジョリーさん(33)が双子の子供を出産するため、入院したことを明らかにした。
ジョリーさんは、5月にカンヌ国際映画祭に参加した際に、ブラッド・ピットさん(44)との間に妊娠した双子をフランスで産むことを確認し、2人はこの ほどその準備として、米国人の友人がプロバンス地方に所有する城館を借り受け、居を構えていた。ジョリーさんは出産まで入院するが、具体的な予定日はまだ 明らかにされていない。
ジョリーさんとピットさんのカップルの間には、2006年に実子のシャイロちゃんが生まれている。2人はそのほかに、それぞれカンボジア、ベトナム、エチオピア生まれの3人の子供を養子にしている。
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2008 年 7 月 1 日
記者の眼前に立つ小柄でにこやかな初老の紳士。宿泊先のホテルから東京・六本木の取材場所まで約10分、てくてく歩いてやってきた。この人がロック史に残る英のバンド、ポリスのギター奏者だとはにわかに信じがたい。
握手してもっと驚いた。柔らかく小さな手。普通のギター奏者なら指がねじれてしまうような複雑なコード(和音)を、この手が難なく押さえ、演奏している…。
結成30周年となる昨年、再結成し、2月に27年ぶりの来日公演を果たしたポリス。今回の来日は昨年の5月末のカナダ・バンクーバーから始まった世界ツアーの一環だが、北米では約140億円を稼ぎ、昨年行われたロックやポップスのコンサートの興行収入ランキングで1位になるなど予想以上の人気を集めた。
「ツアーは長く、バンドの調子が良い日も悪い日もあるが、どの公演会場でも同じ質の演奏を披露し、観客を楽しませることを心がけているよ」
こと日本については特別な思い入れがあるとか。「過去の来日公演も素晴らしいものだったよ。ファンはとても誠実に接してくれるしね」
この言葉に偽りはない。80年と81年に来日公演を行っているが、実はそれだけではない。デビューアルバム「アウトランドス・ダムール」(78年)収録の 「ソー・ロンリー」のプロモーション・ビデオはメンバーがお忍びで来日し、東京の都営地下鉄浅草線の車内や駅構内で撮影したことはファンの間では有名だ。
今回の再結成公演でも、2月13日の東京ドームでのステージでは、1回目のアンコールの最後の曲「見つめていたい」(83年)が終わってもサマーズだけは ステージに残り続け「まだ聞きたいか?」と派手なジェスチャーでひょうきんにおどけてみせ、残り2人のメンバーがやれやれという感じでステージに登場。2 回目のアンコールでデビューアルバムの冒頭を飾る「ネクスト・トゥ・ユー」(78年)を演奏し約4万人の観客を沸かせた。
昨年8月、一足先に彼らのステージをニューヨークで見たが、こんな粋な演出はなかった。誠実な日本のファンへのプレゼントなのだろう。
ポリス解散後は音楽に加え、文筆業や写真家としても活躍。来日に合わせ東京・六本木の未来画廊で彼がポリス時代に撮影した世界ツアー中のバンドの様子など私的なショットを網羅した写真展「アイル・ビー・ウオッチング・ユー:インサイド・ザ・ポリス 1980-1983」が10日まで開催中。名ギター奏者のもう一つの才能がうかがえる。
世界ツアーは8月まで続くが、その後、ポリスとして新作の製作に入るとのうわさもある。しかし、本人いわく「本当に何も決まっていないよ」。
ところで、大衆文化の中で、昔ほどロックが強い力を発揮していないようだが-
「そう思うかね? 確かに60年代はビートルズ、70年代はレッド・ツェッペリンのような傑物が存在したが、年を追うごとにそうしたバンドは姿を消した。でも、欧米での僕たちの公演には予想以上の若者が詰めかけた。君が言うほど状況は悲観的じゃないはずだ」
ロックの話になると止まらない。「やっぱりツェッペリンやレイジ・アゲンスト・ザ・マシーンのように音のでかいギター・バンドに頑張って欲しいよ」(岡田敏一)
◇
≪話のおまけに≫
■カメラとギター手放さず
日本の芸能人と違って、超大物でもお付きがぞろぞろ取り巻いて機嫌を伺ったりしないのが欧米のセレブ(有名人)の特徴。サマーズも来日中は普通の旅行者のように家電量販店で買い物をしたり、気軽にうろうろ。
そんな彼が片時も離さないのが愛用のカメラ。「移動中でも暇があればいろんな風景をまめに撮影していました」(日本側スタッフ)。
もうひとつはギター。ギター奏者だけに商売道具への愛着は人一倍だが「当人も詳細は教えてくれないんですが、一本だけとても大切にしているフォークギターがあって、その一本だけは自分で肌身離さず持ち歩いていしたね」(同)。
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